先日、秋葉原の秋月電子通商でESP-WROOM-02を購入したので、早速テストしてみます。
1.準備するもの
- ESP-WROOM-2本体
今回はこれを購入しました - 10kΩの抵抗×4本
最低3本、ファームウェアを書き換える場合、4本必要です - USB Serial変換モジュール
UART通信ができれば何でもいいです。 - 3.3V電源
データシートの13ページ目に消費電力の記載がありますが、802.11b使用時、標準で170mA流れますので、最低でも170mA以上流せる電源が必要です
今回はブレッドボードに直接刺さるこれを使用しました - その他
ブレッドボードとか、ジャンパワイヤとか、、
2.配線
最低限必要な配線は以下のとおりです。
- 3V3 → 電源
- EN → 10kΩでプルアップ
- RST → 10kΩでプルアップ
- IO15 → 10kΩでプルダウン
- TXD → SerialのRX
- RXD → SerialのTX
- GND → GND(写真ではすべてのGNDを接続していますが、1箇所で大丈夫です)
3.起動テスト
準備が整ったら、Teraterm等のターミナルソフトを起動し、シリアル通信ができるようにしておきます。
シリアルポートは、115200bps/8bit/パリティなし/ストップビット1bit/フロー制御なし、ターミナルの改行コードは送信CR+LF、受信CRに設定します。
(※最初ターミナルの改行コードを誤って設定していて、コマンドが通らず焦りました…)
電源を入れると最初にゴミが流れますが、「ready」と表示されれば正常に起動できています。
4.ATコマンドでお話
起動したことが確認できたら、ATコマンド使ってWROOMとお話してみます。
基本のコマンド:AT
ファームウェアのバージョン表示:AT+GMR
動作モードの変更(Client):AT+CWMODE=1
WiFi APへの接続:AT+CWJAP=”SSID”,”PASSWORD”
IPアドレス、MACアドレスの表示:AT+CIFSR
PCからpingを飛ばすと、エコーリプライが帰ってきます。
今日はここまで。次回はファームウェアの書き換えです。